されているという、仁木伸和農園さんのトマトジュースを
たくさん頂戴しました。
都内では見かけたことがない銘柄です。
最近は、高い糖度を売りにした高級トマトジュースが増えていますが、
こちらは甘さがしっかりとありつつも、飲み口はさらりとしていて
とても飲みやすいお味。お料理やカクテルベースにも使えそうな
バランスの良い美味しさに好感を持ちました。
たくさん頂いたことですし、この日はこちらのトマトジュースを
たっぷり贅沢に使った「トマト鍋」を作ることに。
パンは六本木ヒルズのラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション で
バゲット・クラシックと赤ワインのカンパーニュを調達して・・・。
ここ数年ブームのトマト鍋ですが、
酸味と甘みの織り成す濃厚な味のトマト鍋は、
「ワインの日の鍋」筆頭と言っても良いかもしれません。
フレッシュなトマトで作るさっぱりとしたトマト鍋も美味しいですが、
今日はトマトジュースの甘みを活かして濃厚系に。
その際、私流の隠し味として使うのが「塩麹」です。
味付けはトマトジュース1リットルに対して塩麹大さじ2のみと
シンプル極まりないレシピですが、さすが最近話題の塩麹は
このトマト鍋でも良い仕事をしてくれます。
魔法のひと匙を入れると、不思議!
まるで「お味噌!?」と思うような奥深い風味が生まれます。
具材は、あさりと鶏団子をメインに。
野菜は、エリンギ、ズッキーニ、カブ、キャベツ、
フレッシュの渡り蟹が手に入りましたので、お出汁に。
さて、作り方を簡単に・・・
鍋ににんにく、ベーコン、セロリをオリーブオイルで炒め、
砂出ししたあさりを入れて白ワイン蒸しにして、一旦取り出します。
その鍋にトマトジュース、適量の水、塩麹でスープの味を整えて
渡り蟹と鶏団子を入れます。途中で野菜を加え、火が入ったら
あさりを戻して頂きます。
魚介とお肉系両方の良いお出汁に塩麹の旨みが加わり、
まさにめくるめく旨みのコンチェルトと相成ります。
お腹が一杯でも、締めのリゾットは別腹ですね。
スープまで残さず頂きます。
フレッシュなトマトを使ったトマト鍋にはワインにも
果実味とともに程良い酸味が感じられる赤ワインやロゼなどが
良いですが、甘さが際立つトマトジュースがベースの場合には、
果実の濃縮感がある赤ワインが良いですね。
さまざまな旨みの織り成す濃厚なトマト鍋で、
ワインが進むこと間違いなしです♪
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