キリッと冷えた白ワインにはもちろんですが、ロゼや
軽めの赤ワインにも合う、無くてはならないおつまみです。
先日、カポナータのメイン食材、茄子がとてもお安くなっていましたので、
今年初のカポナータを作りました。
ところで、「ラタトゥイユ」と「カポナータ」、
皆様はどちらがお好きでしょうか。
南フランス、プロヴァンスを発祥とした「野菜の蒸し煮」がラタトゥイユ、
それに対してイタリア、シチリアを発祥とした「野菜の甘酢煮」が
カポナータ。簡単に言うとそのように区別されます。
ラタトゥイユは、野菜本来の水分だけで煮込んでいくため、
全体的にマイルドで優しい味わいですが、カポナータは、
茄子を素揚げしてコクを出し、白ワインビネガーや砂糖などで
酸味と甘みをプラスしていくので、メリハリの効いた味になります。
我が家流、「カポナータ」のレシピを簡単にご紹介いたしますね。
①茄子は予め素揚げしておく。
②鍋にオリーブオイルを入れてニンニク、玉ねぎ、セロリを炒め、
ケイパー、松の実を加えて炒めていく。
③赤と緑のピーマン、ズッキーニを加え、炒め合わせる。
④トマトの水煮缶、オリーブ、ケイパー、白ワインビネガー、
砂糖、塩こしょう、タイム、ローリエを入れて煮込んでいく。
⑤全体が馴染んできたところで、素揚げした茄子を加えて
更に少し煮込んで完成です。
本場シチリアでは、あくまでも茄子が主役であまり他の野菜を
入れないのですが、我が家はズッキーニやピーマンなどの
野菜も入れたごった煮風。さながら、ラタトゥイユとカポナータの
良いとこどり、といった感じでしょうか。
暑さが増してくると、酸味のバッチリと効いたこのカポナータが、
だらけた体をシャキっとしてくれるのです。
夏の時期のお楽しみカポナータ作りは、いよいよこれから
スタートです♪

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